(撮影日:2013年3月20日)
横浜開港にともない安政6年(1859)6月4日、開港場建設の事務に当たった外国奉行酒井忠行・水野忠徳・村垣範正・堀利熙・加藤則著の5名に神奈川奉行兼帯の命があり、青木町(神奈川区)に会所、戸部村宮ヶ崎(西区)に奉行役所を置き、また横浜村(中区)の中央に運上所を 置いて事務を執りました。この地にあった奉行役所は戸部役所と呼ばれ、内国司法・行政の事務を取り扱い、運上所では、関税及び外務全般の事務を取り扱いました。万延元年(1860)神奈川奉行は専任となり、松平康直・都筑峰暉が任命されました。
明治元年(1868)3月、明治政府は新たに横浜裁判所を置きましたが、4月神奈川裁判所と改め、これを2つに分け横浜裁判所・戸部裁判所とし、運上所並びに戸部役所の業務を引き継ぎ、神奈川奉行所は廃止されました。その後、明治3年、神奈川県庁と改称されました。
『神奈川奉行所跡案内板』より
スポット詳細
名称 | 神奈川奉行所跡(かながわほうこうじょあと) |
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住所 | 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-1 |
アクセス | JR根岸線「桜木町駅」下車、「北改札」(西口)から徒歩約8分 横浜市営地下鉄線「桜木町駅」下車、徒歩約10分 京浜急行線「日ノ出町駅」下車、徒歩約13分 みなとみらい線「みなとみらい駅」下車、徒歩約20分 |
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時間 | 自由 |
休み | なし |
料金 | 無料 *外観見学のみ |
所要時間 | 5~10分 |
備考 | 県立青少年センター前に神奈川奉行所跡の碑があります |