(撮影日:2022年5月3日)
『西御門』は横浜国立大学 教育学部 附属鎌倉小中学校の北東側の道にあります。
ここが、源頼朝が建てた『大蔵御所』の西門があったことから設置された碑になります。
碑文と意味
西御門
西御門ハ法華堂西ノ地を謂フ大蔵幕府西門ノ前面ニ当レルヲ以テ此名アリ報恩寺保寿院高松寺来迎寺等此地ニ在リ今高松来迎ノ二寺ヲ存ス
大正十五年三月建 鎌倉町青年団建
管理人訳
西御門は法華堂の西の方を言います。大蔵幕府西門(源頼朝時代の鎌倉幕府)の前に当たる為、この名前がつきました。報恩寺・保寿院・高松寺・来迎寺等がありましたが、大正15年(1926年)3月現在では高松寺・来迎寺の2つが存在しています。
高松寺は現在(2022年5月3日)には鎌倉にはなく、その流れをくんだ高松寺が宮城県栗原市にあります。その為、西御門の地に残る寺院は来迎寺だけです。
スポット詳細
名称 | 西御門(にしみかど) |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市西御門2-1-11付近 |
アクセス | JR「鎌倉駅」下車、東口より徒歩約20分 |
WEB | |
時間 | 自由 |
休み | なし |
料金 | 無料 *外観見学のみ |
所要時間 | 5~10分 |
備考 |