(撮影日:2013年05月03日)
護良親王は、北条時行が起こした中先代の乱の混乱の中で、1335年に足利直義の命を受けた淵辺義博によって鎌倉の東光寺で殺害されました。当時、護良親王の首は近くの藪に捨てられていましたが、理智光寺の住僧によって拾われ、同寺に葬られたとされています。
上記の説明を聞くとこの場所が首塚と思われますが、首塚は鎌倉宮の御構廟とされています。
鎌倉宮と瑞泉寺を繋ぐ道には観光客が多いですが、この墓所は一本道が外れた場所にあり、とても静かな場所です。
墓所は入口から長い石段が続いていて、小高くなった山の上にあります。
私が参拝した際ははお墓の手前までは自由にできましたが、現在は2019年秋の台風の影響で立ち入り禁止になっています。
鎌倉幕府から室町幕府初期の時代背景を知る上で興味深い場所の1つです。
スポット詳細
名称 | 護良親王墓 |
---|---|
住所 | 神奈川県鎌倉市二階堂748 |
アクセス | JR「鎌倉駅」から徒歩30分 |
WEB | |
時間 | 自由 |
休み | なし |
料金 | なし |
所要時間 | 5~10分 |
備考 |