目次
概要
鎌倉幕府の中枢「大蔵幕府(おおくらばくふ)」の東側に位置していた門跡と伝わる史跡です。
現在は住宅地の一角に石碑が立つのみですが、かつては幕府を囲う堀ややぐらが存在していたといわれ、鎌倉政権の面影を今に伝えます。
(撮影日:2013年5月3日)
歴史的背景
東御門は、大蔵幕府(鎌倉幕府の初期政庁)が設けられた大倉谷地区の東側出入口にあたります。
幕府を囲うように堀がめぐらされ、防御の役割も果たしていたと考えられています。
周辺は安達氏や大江氏など有力御家人の邸宅地が並び、行政と軍事の中心地として機能していました。
発掘の際には「やぐら(鎌倉特有の横穴式墳墓)」が発見され、内部には多数の五輪塔が安置されていたことが確認されています。
この地形と構造から、幕府の東側を警護する要地であったことがうかがえます。
現在は地名として「西御門(にしみかど)」が残り、往時の東西の門を記憶する地名となっています。
碑文・伝承
東御門とは、大蔵幕府の東側にあった幕府の門です。東御門の近くには、やぐらがありました。このやぐらは、東御門の近くの山をくずしている時に偶然見つけられた物です。やぐらの中には沢山の五輪塔がありました。東御門には清泉小学校にそって小さな流れがあります。
この流れは、大蔵幕府を守っていた堀かもしれないと言われています。今は、東御門のこの石碑だけが残っていて、地名は、西御門と呼ばれています。
現在は荏柄天神社から南西に約120メートルの位置に石碑が建ち、周囲は静かな住宅街の中にあります。鎌倉幕府成立期の姿を想像しながら訪れると、往時の政庁区の構造が少し感じられます。
関連情報
| 関連人物 | 源頼朝、安達氏、大江広元 |
|---|---|
| 関連時代 | 鎌倉時代前期〜中期 |
| キーワード | 大蔵幕府、やぐら、五輪塔、堀跡、政庁遺構 |
スポット詳細
| 名称 | 東御門(ひがしみかど) |
|---|---|
| 住所 | 神奈川県鎌倉市西御門2-8-14付近 |
| アクセス | JR「鎌倉駅」下車、東口より徒歩約25分 |
| WEB | なし |
| 時間 | 自由 |
| 休み | なし |
| 料金 | 無料(外観見学のみ) |
| 所要時間 | 約5~10分 |
| 備考 | 荏柄天神社の西南約120メートルに位置しています |
